覆面保険営業ヤマダ(仮称)の激白ブログ

生命保険の「わからない」を「わかりやすく」生命保険の知って得する知識などを発信しています。

3つの保険ってなんだろう

定期保険・養老保険終身保険です。

 

保険は保険期間によって3つの保険に分けられます。

ポイントはこんな感じです。

 

①定期保険

保険期間10年、20年、60歳まで、70歳までなど期間限定の保険

・比較的、安価

・解約時、満期時にお金が返ってこない、掛け捨て

・保険料に対し、保障が大きい

 

養老保険

保険期間は定期保険と同様、ではなにが違うのか?満期時に生存していたときは死亡保険金と同額が受け取れます。

死亡保険付きの貯金っていうイメージのほうが近いかな

・ほぼ全額が貯金なので高額

・満期時に死亡保険金と同額が受け取れる

 

終身保険

保険期間はずっと続く、いつ万が一のことがあっても保障を受け取れる上に解約時にお金が返ってくる解約返戻金があるものが一般的です。

・保障は一生涯

・保険料は一定

・解約時にお金が受け取れる

 

外資系生保がよくこのお話をしていますね。

最近では店舗型の保険ショップでもこのお話をしているようです。

今お入りの保険はどの保険ですか?

保障は何歳まで続きますか?

今一度確認してみましょう!

保障は続く、保険料は払わなくていい「払済」のテクニック

高い終身保険、入っていませんか?

 

現場で話を聞いていくと、

昔入った終身保険が今の家計には負担…

でも、解約して保険がなくなるのは不安…

なんとかしたい、でもなんとかできない!!

という方にちらほらお会いします。

 

そんな方にご紹介しています。

保障は続くけど、来月から保険料を払わなくていい方法があります、と。

 

それが払済保険にする方法です。

保険料の支払いを止めることができます。ただし、解約ではないので保障は続きます。

ですが、支払いの期間を短縮する分、死亡保険金額は下がります。

 

たとえば、終身保険300万で支払い期間が30年だとします。これが、10年目で払済保険に変更した場合、終身保険300万→100万になるイメージです。

 

多くの終身保険では、解約したときにお金が返ってくる解約返戻金がついています。

こちらは保険会社に支払った分の解約返戻金は払済保険に変更しても複利で運用され続けるので、将来、解約すれば老後資金としても活用できます。

 

メリットもたくさんある払済保険。

払済保険に変更できないケースもありますので、詳しい条件や変更後の保険金などは担当の営業さんとお話しくださいね。

 

死亡保険が生前に受け取れるって知ってました?

難しい用語で「リビングニーズ特約」といいます。

 

死亡保険金を生前に受け取るには条件があります。

 

・医師から余命半年と宣告されたこと

・リビングニーズ特約が付加されていること

 

リビングニーズ特約とは、1989年に外資系生保が初めて作った特約です。

死亡保険が生前に受け取れる特約で、無料で付加できますので、興味のある方は担当者にお問い合わせください。

 

だいたい死亡保険金の半額程度は生前に受け取れることができます。(各社条件による)

亡くなったときに残りの保険金を受け取ることになります。

 

保険診療では直せない高額な治療やサプリメントを利用したり、余命わずかな余生を楽しむために家族に恩返ししたり、思い出作りに旅行に出掛けたり、保険はこんな風にも活用できます。

 

知っているか知らないか、差はそれだけなんです。なんでもご相談ください。

 

会社経営者の方へ 保険で社員の給与をペースアップするワザ

零細企業や家族経営の会社の経営者向けです。

 

法人契約で役員・従業員全員の終身医療保険や終身ガン保険を加入する方法があります。

 

契約者形態はこんな感じ

契約者=法人

被保険者=役員・従業員全員

受取人=法人

 

法人としてのメリットは以下の通り。

節税対策となる点。

こちらの保険の経理処理としては損金で落とせるため法人税の節税対策となります。

(全額損金で処理できるかは各社商品によって異なります。詳しくは担当者にお問い合わせください)

ただし、特定の役員や従業員が保険に加入する場合は損金ではなく、給与の扱いとなるため注意が必要です。

解約払戻金がある場合も処理が異なるため、解約払戻金のない掛け捨ての保険が要件となります。

 

保険の支払いを終えたら名義変更して、本人の財産としてそのまま引き継ぐことができます。

 

毎月個人の財布から支払っていた保険料が、来月から払わなくてよくなるとしたら。。。

自由に使えるお金が増えて給与のベースアップ!

なんてことになりませんかね?

 

保険の知られざる裏ワザ 契約者変更②

前回に引き続き、今回は死亡保障の契約者変更です。

医療保険の契約者変更は前回の記事を読んでもらえればと思います。

 

お子さんの死亡保障の契約形態を下記のようにします。

 

加入時はこんな感じです。

契約者=親

被保険者=子ども

受取人=親

 

大人になったらこのように変更します。

契約者=子ども

被保険者=子ども(変更できない)

受取人=親 or 配偶者

 

 

メリットは3つあります。

健康上のメリットと、保険料のメリット、貯蓄のメリットです。

 

健康上のメリットは、前回も話した通り、健康状態がよいので保険に加入しやすいこと。

 

保険料のメリットは、年齢が低いほど死亡のリスクが低いため経済的な金額で十分な死亡保障を持つことができる。

 

最後の貯蓄のメリットは、死亡保障には解約した場合、お金が返ってくる解約返戻金があります。特に若い年齢の場合、保険会社に預ける契約期間が長いので、その分運用益がでます。

内容によっては支払った全額以上が返ってきます。

そのまま死亡保障として持ち続けるのもよし。解約して老後資金にするもよし。

 

保険は契約者固有の財産です。

上手に活用しないと勿体無いですよ。

 

 

保険の知られざる裏ワザ 契約者変更

昨日、ご紹介した契約者変更について詳しくお話しします。

うまく活用できれば、とてもメリットがあるので参考にしてくださいね。

 

たとえば、お子様を保険を親御様の名義で加入する場合。

 

そもそも、保険の登場人物は3人です。

超ざっくりに説明するとこんな感じ。

 

契約者=月々のお金を支払う人

被保険者=保険の対象となる人

受取人=お金を受け取る人

 

契約者=被保険者となる場合や、

契約者=受取人となる場合などもあります。

 

今回の例でいうと、

契約者=親

被保険者=子ども

受取人=親

 

例えば、わんぱく盛りのお子さんで、これから部活やスポーツなどで、万が一のケガが心配という方には医療保険がオススメです。

理由は3つあります。

 

一つは病気やケガで入院・手術した場合に必要な給付金が受け取ることができること。

病気やケガの保障ですから、こちらは当然ですね。

 

二つ目は健康上のリスクが低く、保険に加入できること。

社会人になったらほとんどの企業では毎年健康診断を実施しています。

もし、異常が見つかったら、再検査になったら保険に加入しづらくなります。

持病や薬を服用している場合も同様です。

では、学生の時はどうだったでしょうか?

健康上のリスクが低いため、加入しやすいのです。

 

三つ目が今回最大のポイントです。

加入年齢が低いため、割安な保険料で保険に入ることができます。

もし、お子様が大人になってお仕事を始めたら、この保険をプレゼントすることができます。

 

先ほどの登場人物3人、被保険者以外は途中で変更することができます。つまり、このように変更するのです。

 

契約者=親→子ども

被保険者=子ども(変更できない)

受取人=親→子ども

 

こうすることで、割安な保険料をそのまま引き継ぐことができるので、お子様には非常にメリットがあります。

 

この契約者変更のテクニック、医療保険だけでなく、死亡保障にも使えるのです。

そのお話はまた後日。

保険はいつ入るのがいいのか

気になったらすぐ、です。

 

なぜなら保険は入りたいと思った人が全員入れるものではないからです。

 

保険は「大数の法則」といって、サイコロをたくさん降るほど出る目の確率が1/6に近づくように、年齢や性別ごとに死亡率・病気の発生率から適切な保険料を算出しています。

 

健康状態の悪い人が保険に入ると、この人は保険金を受け取る可能性が高いことになります。

 

保険会社も健全な運営が難しくなりますし、保険料を払っているお客様の間で平等性が崩れます。

 

ですので、加入時に告知といって健康状態に関する質問に答えていただき、状態によっては加入できなかったり、通常より割増した保険料だったり、特定の病気では保障しないという条件がつく場合があります。

(一部の会社では、持病や薬を服用していても加入できる緩和型の商品があります)

 

お客様にとって、幅広い選択肢を持つことができるのは、若くて健康状態の良い時です。

 

それに加えて料金面でのメリットもあります。

 

若い方が病気や死亡のリスクが低いため、保険料は年齢が高い方に比べ安いです。

では、長期間にわたり保険料を払った場合はどうでしょうか?

 

例えば、

A.20歳の人が保険に加入して60歳まで支払った場合(保険料は安い、40年間の保障がある)と

B.50歳の人が保険に加入して60歳まで支払った場合(保険料は高い、10年間の保障がある)

 

AとBでは、支払いのトータルはどちらが多く保険料を支払うことになるでしょうか?

 

答えはBです。

若いうちに加入したほうが保障期間が長いにもかかわらず、生涯の保険料は安く保障を持つことができます。

(商品によっては異なる場合があります)

 

ですので、学生のうちに親が契約者となって、子供が独立したら契約者変更して、安い保険を引き継ぐのが近年流行っている気がします。

そのほうがお子さんにとってお得ですからね。

この件はまた後日詳しく書きます。

 

保険は気になったら時が入り時です。

一生涯の大切な保障です。この春、検討されてみてはいかがですか?