覆面保険営業ヤマダ(仮称)の激白ブログ

生命保険の「わからない」を「わかりやすく」生命保険の知って得する知識などを発信しています。

保険料免除特約のメリット・デメリット

メリット

・今後の保険料を払わず保障を持てる

デメリット

・なるかどうかわからない疾病になった後の保険料を多めに払うことになる

 

三大疾病、七大疾病、介護状態等になった場合に以後の保険料を支払わなくていいという特約があります。

 

保険料を払わず、保障が続くのは大きなメリットになります。

30歳男性が保険料を男性の平均寿命80歳まで払い続けた場合、

たとえば保険料が毎月1万円だとすると、、、

1万円×12ヶ月=年間12万円

年間保険料12万円×(80歳-30歳)=600万円

これが加入してから40歳で、払込免除事由に該当してしまった場合、実質の支払い120万円で600万円分の保障を買ったことになります。

これはとてもお得ですね。

 

ここで注意してもらいたいのは、支払いの期間です。

例えば、70歳までの払込期間だとします。

先ほどと同じ条件で、69歳で払込免除事由に該当してしまったとしたら、588万円で600万円の保障を買うとお得感はちょっと低いですね。

 

さらに、免除特約を付加しなかった場合はその分安くなるので、どちらにしても70歳で保険料支払が終了する保険なら付加しなくてもいいかもしれません。

 

考え方によっては、健康状態がいい時に、のるかどうかわからない疾病になった後の保険料も上乗せして支払うことになるという点も考えておきたいです。

 

うまく活用できれば節約効果も大きい特約です。わからないことは担当者にどんどん質問して納得のいく保険の形にしてください。