保険の知られざる裏ワザ 契約者変更②
前回に引き続き、今回は死亡保障の契約者変更です。
医療保険の契約者変更は前回の記事を読んでもらえればと思います。
お子さんの死亡保障の契約形態を下記のようにします。
加入時はこんな感じです。
契約者=親
被保険者=子ども
受取人=親
大人になったらこのように変更します。
契約者=子ども
被保険者=子ども(変更できない)
受取人=親 or 配偶者
メリットは3つあります。
健康上のメリットと、保険料のメリット、貯蓄のメリットです。
健康上のメリットは、前回も話した通り、健康状態がよいので保険に加入しやすいこと。
保険料のメリットは、年齢が低いほど死亡のリスクが低いため経済的な金額で十分な死亡保障を持つことができる。
最後の貯蓄のメリットは、死亡保障には解約した場合、お金が返ってくる解約返戻金があります。特に若い年齢の場合、保険会社に預ける契約期間が長いので、その分運用益がでます。
内容によっては支払った全額以上が返ってきます。
そのまま死亡保障として持ち続けるのもよし。解約して老後資金にするもよし。
保険は契約者固有の財産です。
上手に活用しないと勿体無いですよ。