保険の知られざる裏ワザ 契約者変更
昨日、ご紹介した契約者変更について詳しくお話しします。
うまく活用できれば、とてもメリットがあるので参考にしてくださいね。
たとえば、お子様を保険を親御様の名義で加入する場合。
そもそも、保険の登場人物は3人です。
超ざっくりに説明するとこんな感じ。
契約者=月々のお金を支払う人
被保険者=保険の対象となる人
受取人=お金を受け取る人
契約者=被保険者となる場合や、
契約者=受取人となる場合などもあります。
今回の例でいうと、
契約者=親
被保険者=子ども
受取人=親
例えば、わんぱく盛りのお子さんで、これから部活やスポーツなどで、万が一のケガが心配という方には医療保険がオススメです。
理由は3つあります。
一つは病気やケガで入院・手術した場合に必要な給付金が受け取ることができること。
病気やケガの保障ですから、こちらは当然ですね。
二つ目は健康上のリスクが低く、保険に加入できること。
社会人になったらほとんどの企業では毎年健康診断を実施しています。
もし、異常が見つかったら、再検査になったら保険に加入しづらくなります。
持病や薬を服用している場合も同様です。
では、学生の時はどうだったでしょうか?
健康上のリスクが低いため、加入しやすいのです。
三つ目が今回最大のポイントです。
加入年齢が低いため、割安な保険料で保険に入ることができます。
もし、お子様が大人になってお仕事を始めたら、この保険をプレゼントすることができます。
先ほどの登場人物3人、被保険者以外は途中で変更することができます。つまり、このように変更するのです。
契約者=親→子ども
被保険者=子ども(変更できない)
受取人=親→子ども
こうすることで、割安な保険料をそのまま引き継ぐことができるので、お子様には非常にメリットがあります。
この契約者変更のテクニック、医療保険だけでなく、死亡保障にも使えるのです。
そのお話はまた後日。