覆面保険営業ヤマダ(仮称)の激白ブログ

生命保険の「わからない」を「わかりやすく」生命保険の知って得する知識などを発信しています。

生保営業に女性が多い理由

それは戦後のGHQのせいである。

 

先日、生命保険を紹介したのは福沢諭吉であるという記事を書いた。

http://blog.hatena.ne.jp/hoken_tiger/hoken-tiger.hatenablog.jp/edit?entry=10328749687229803632

こちらの続きである。

 

「人の命で金儲けをするのか」などと誤解を生み、批判されたようだが、そんな生命保険にも転機が訪れる。

 

1894年日清戦争、1904年日露戦争である。

 

戦争によって犠牲となった多くの戦争遺族に対し、保険金が支払われたことで徐々に理解されていった。

 

その後、迎える第二次世界対戦に敗北した日本は多くの戦争未亡人を出した。

戦後日本を統治したGHQは、この戦争未亡人の雇用の為に、生命保険の職員として大量採用した。これがいわゆる今日の生保レディの成り立ちである。

 

今では月々の保険料はクレジットカード支払いや、口座振替などが一般的だが、当時は集金である。

生保レディが集金ついでに、保険を販売していた。

夫を戦争で亡くした自身の体験や、子どもの養育費を捻出するためにやむなく集金の仕事をしているなど、同情を誘い、販路を拡大していった。

 

女性の積極的雇用など国の追い風もあり、

未だに生命保険業界は女性が多く活躍している。